だいご小学校

社会福祉協議会から講師の先生をお招きし、５年生が総合的な学習の時間の一環として、福祉について学びました。

大子町の人口や子どもの人数、お年寄りの人数などを説明していただいたあと、大子町の福祉の課題や社会福祉協議会のお仕事などについて、スライドを使いながら、わかりやすく説明していただきました。

「自助、共助、公助」と言いますが、自分のため、人のために、自分ができることを考える機会になればと思います。

この後の夏休み。学校と離れたまたいつもと違った環境の中で、福祉に関わる経験をすることもあるかと思います。ぜひ、今回の学びをそんな場面でも活かして欲しいと思います。

５年生が「金融教室」で金融について学びました。

この日は、常陽銀行から講師の先生をお招きし「金融」について、いろいろなことを教えていただきました。

今回は、まず「100万円」の札束のダミーを持たせていただきました。子どもたちは思い思いに触ってうれしそうでした。その後、間近に迫った夏休みの「お小遣い帳」を付けるという前提で、グループでお金の収支について話し合いました。大いに盛り上がりました。

金融教室の後、講師の先生からは、
「お金を上手に使う方法を身に付ける」
「お金を使うためにお金を貯める方法を身に付ける」
ことの大切さを教えていただきました。

夏休み、上手にお金を使いましょう。そして、お金の大切さを学びましょう。

スクールロイヤーの方をお招きし、５年生が「いじめ防止教室」に参加しました。

はじめに「弁護士」という仕事について、わかりやすく話をしてくださいました。「弁＝話す」「護＝守る」「士＝人」、「話をして、守る人」。
では、何を守るか…？「人権」です。「人権」とは、誰もが「安心・自信・自由」をもって、「幸せに生きる権利」と話してくださいました。

そこから「いじめ」の話に入っていきました。「いじめられている状態」は、まさに。この「人権…安心・自信・自由」がない状態です。「人権」は空気のようなもので、普段は気がつかないけれど、なくなると息苦しくなる大切なものだということです。

その後、「許されるいじめはない」として、事例についてもお話しいただきました。そして、いじめられると、心の中にあるコップに「辛さ」という水が少しずつ溜まっていき、いつか溢れてしまう。そうならないようにどうすればよいかということを教えていただきました。

５年生は、話を聴くときには集中して静かに聴き、質問されると活発に話していました。今回の「いじめ防止教室」で聴いたこと、感じたこと、考えたことを大切にしながら日頃の生活に活かし、誰の人権も守られる誰もが幸せなだいご小学校を創っていきましょう。