さはら小学校

　5年生の女子児童が1・2年生の教室で読み聞かせをしてくれました。本の選び方や読み方を工夫しながら、一生けん命準備をしてきた5年生。絵本を読み始めると、1・2年生は静かに耳を傾け、物語の世界に引き込まれていました。
　上級生と下級生の心のふれあいを感じる、あたたかい時間となりました。

　3・4年生が学校の近くを流れる「野辺地川」で、清流会の皆さんのお手伝いをいただきながら、ヤマメの放流体験を行いました。
　朝の雨で、「放流はできないかも」と心配しておりましたが、子どもたちの願いが届き、放流前には雨も上がり、晴れ間も見えてきました。
　放流の前には、清流会の方からヤマメや川の環境についてのお話を聞きました。子どもたちは事前に質問を考え、積極的に質問をしていました。ヤマメがきれいな水の中でしか生きられないことや、自然を守る大切さを学びました。その後、子どもたちは桶に入ったヤマメをそっと川に放ち、「元気に育ってね」「またね。バイバイ」と声をかけながら、やさしく放流していました。
　自然にふれながら、地域の方と一緒に活動することができ、命の大切さや環境への関心を深める貴重な体験となりました。
　清流会の皆様、ご協力ありがとうございました。

日差しの強い日が続いていますが、子どもたちは元気いっぱいに休み時間を過ごしています。
校庭では、日陰でおしゃべりを楽しんだり、水分補給をこまめにしながら遊んだりと、暑さに気をつけながら活動する姿が見られます。
また、図書室や教室で読書をするなど、涼しい場所で静かに過ごす児童も多く、思い思いの過ごし方で休み時間を楽しんでいます。
先生たちも見守りながら、熱中症対策をしっかりと行い、安全に過ごせるように工夫しています。
また、ロング昼休み前の簡単清掃の時間では、上級生が下級生に優しく掃除の仕方を教えながら、一緒に協力して校内をきれいにしています。
掃き残しがないか確認するなど、思いやりのあるやり取りが随所に見られ、学校全体が温かい雰囲気に包まれています。