さはら小学校

　1・2年生が生活科を活用して、「さはらっ子元気マップ」を作成しました。学校の中の「これってなんだろう？」「すごいの見つけた」など驚きと発見を自分たちの言葉と絵で表現し、マップにまとめました。
　日常の中の学習、生活に関わる場所やものを子どもたちの目線で見つめ直し、みんなで協力して大きなマップを完成させました。「さはら小学校に来た人がこれを見て場所を知ってもらいたい」「さはら小学校のいいところをいっぱい伝えたい」と子どもたちは話していました。
　探究的な学びを通して、「自分たちの学校をもっと好きになった」「もっと知りたい」という気持ちが育ちました。
　マップは昇降口脇の廊下に掲示してあります。子どもたちの感性あふれる作品を、ぜひご覧ください。

　本校では、子どもたちの「もっと知りたい」「やってみたい」という思いを大切にするために、「さはら小スタイル『探究的な学び』」を作成し、それをもとに、授業づくりを行なっています。
　今日は全学年で「問い」に着目した授業研究に取り組みました。
　１・２年生の図工では、好きな色水を組み合わせることで、「色をまぜたらどうなるのかな？」、３・４年生の理科では、実際に育てている植物は「どんなふうに成長しているのかな？」「水のあげ方で育ち方は変わるのかな？」、５・６年生の算数では、「データから見えてくるものは何？」「どう伝えたらよいのか」など、子ども一人一人から問いを引き出し、子どもの「知りたい、やってみたい」という思いを高める導入を工夫しました。
　子どもたちは、授業の導入でグッと課題にのめり込み、一人一人が探究心をもって学習に臨む姿が見られました。
　参観されていた先生方からも、たくさんのお褒めのお言葉をいただきました。
　今後も、子どもたちの好奇心や探究心を引き出す「学び心に火をつける」授業づくりに力を入れていきたいと思います。

本校の特色ある活動「夢道場」の一環として、道の駅での野菜販売に向けた社長・部長会議が開かれました。
この会議では、社長と生産部と販売広報部の部長が集まり、販売する野菜の種類や成長具合、チラシのデザイン、接客の工夫などについて活発に話し合いました。子どもたちは自分の意見を堂々と発表したり、他のチームの考えを聞いてアイデアを広げたりと、真剣な表情で取り組んでいました。
「どうすればお客さんに喜んでもらえるか？」
「そのためにはどのような準備と工夫が必要なのか？」
といったテーマについて、グループごとに案を持ち寄り、まるで本物の企業会議のような時間でした。最後には、それぞれの役割を確認し、今後のスケジュールについても話し合いました。道の駅での販売本番に向けて、子どもたちの気持ちもさらに高まっています！
今後も夢道場の活動を通して、自ら考え行動する力や仲間と協力する力を育んでいきます。