依上小学校

　大子町警察署生活安全課スクールサポーター、依上駐在所の皆様を招いて、不審者対応の避難訓練を行いました。授業中に不審者が昇降口付近に来た場合を想定し、教職員による不審者への対応や児童の避難、待機の仕方について取り組みました。今回は、教室において担任が児童とともにバリケードを作って避難したり、校庭での活動から体育館へ避難する方法を確認したりと、より実際の状況に合わせた訓練を行いました。緊迫感のある中でも児童たちは落ち着いて行動し、不審者の確保が確認できるまで静かに待機することができました。
　訓練後の講話では、登下校中等で不審者に遭遇したときどうしたらよいかを教えていただきました。訓練から学んだことを日頃の生活の中でも啓発し、安全への意識を高めてまいります。

　朝の時間に、子育てネットワーク委員さんによる読み聞かせを行いました。　
　児童たちは絵本の中から主人公を見つけたり、感想を進んで伝えたりしながら読み聞かせを楽しんでいました。どの教室からも委員さんのやさしく語りかけてくださる声が響き、和やかな朝を迎えることができました。朝早くからお出でいただき、ありがとうございました。
　今年度、本校は大子町の読書推進校となりました。学校と家庭がつながり、児童が読書に親しむ場を広げることができますよう、努めてまいります。引き続き、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

　朝の時間に、各教室で「生命（いのち）の安全教育」に取り組みました。「生命（いのち）の安全教育」とは、生命の尊さを学び、性暴力の根底にある誤った認識や行動、また、性暴力が及ぼす影響などを正しく理解した上で、生命を大切にする考えや、自分や相手、一人一人を尊重する態度等を発達段階に応じて身に付けることを目指すものです。（文部科学省HPより）
　動画の視聴を通して、自分の体の大切なところを人に見せたり、周りの人の大切なところをさわってはいけないことなどについて学びました。
　水泳学習を前に、自分とみんなの生命を大切にするための約束を学級のみんなで確認することができました。

　学級活動の時間に、手洗いの大切さについて考える学習に取り組みました。児童たちは、養護教諭から手のばい菌が体の中に入ると病気のもとになることを聴くと、「ていねいに手洗いしよう」という思いが高まってきました。音楽に合わせて正しい手洗いの仕方を練習した後、石けんを使って実際に手洗いをしました。
　手洗い後、洗い残したところが白く光る手洗いチェッカーに手を当てて様子を確かめました。「手のひらはきれいになった！」「指先は洗い残しがあるよ」など友達と伝え合いながら活動を振り返っていました。
　これからも、児童自らの体験を通して、健康のためによいことに取り組もうとする意欲を高めてまいります。